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江崎グリコの株主総会における株主提案の結果について

Mar 27, 2026

江崎グリコが公表した株主総会の決議結果および賛成率を踏まえ、ダルトン・インベストメンツによる株主提案を含む本総会の結果についての見解を公表します。

江崎グリコの定時株主総会における決議結果および賛成率が公表されました。

 

株主提案の賛成率

1.      取締役の選任議案

James B. Rosenwald Ⅲ:26.9%

佐野 順一郎:28.5%

2.      自己株式取得:30.5%(昨年21.6%)

3.      譲渡制限付株式報酬の拡充:26.8%(昨年15.6%)

4.      東証要請への対応に関する定款変更:23.5%(昨年18.1%)

 

江崎グリコからの発表はこちらよりご確認ください。

 

ダルトンが提案した4つの株主提案は否決されましたが、取締役の選任議案では30%近い賛成率を得たほか、他の3つの株主提案についても、いずれも昨年を上回る賛成率となりました。私たちの所有比率は昨年の株主総会以降3.8%しか増えておりませんが、すべての株主提案について多くの株主の皆さまからご支持をいただいたことは、大変意義のある結果であると考えております。

 

また、取締役再任議案の賛成率は、取締役全体で前年から平均8.6%低下し、社外取締役に限ると平均13.1%低下しています。昨年の株主総会においても、取締役再任議案の賛成率はその前年から平均9.8%低下しましたが、本年の株主総会ではさらに賛成率の低下が見られました。

 

これらの結果は、社外取締役を含む江崎グリコの現経営体制に対し、株主が強い懸念を示しているものと考えられます。ROEの継続的な向上に向けた施策、赤字が継続している乳業事業を含む低収益事業への対応、さらにはシステム障害などを引き起こしたガバナンス上の課題は、江崎グリコにとって喫緊の構造的課題です。


私たちは、江崎グリコがこれらの問題に対処し、社外取締役は少数株主の視点に立った監督機能を一層強化するとともに、中長期的な企業価値の最大化に向けた取り組みを進めていくことを期待しております。


私たちは、強いブランド力と事業基盤を有する江崎グリコの株主価値の持続的向上と適正な株価の実現に向け、今後も建設的な対話を継続してまいります。


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